鉄筋コンクリート造のこと。
鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めたもの。
耐火性、耐久性、耐震性を備えているため中高層建築物に適している。
※SRC造は、鉄骨鉄筋コンクリート造のこと。
天然の繊維状鉱物のこと。
「せきめん」「いしわた」とも呼ばれています。
建築資材として耐火、断熱、防音の目的として1960年頃から広範囲に使用されていましたが、健康被害が明らかになった1975年に吹き付けアスベストの使用が禁止されました。
2006年以降は、0.1%以上含まれているものがすべて使用禁止となっています。
※1975年以前に建てられた建物はアスベストが使用されていた可能性が高いです。
高温高圧蒸気養成された軽量気泡コンクリートのこと。
耐火性、防火性にすぐれ、強度もあるため建物の外壁材・間仕切り壁・床下・屋根床などに使用されます。
繊維強化プラスチックのこと。
プラスチックにガラス繊維を混ぜて弾性を増し、軽さと強度に優れた素材。
建物の外部に設置される構造物のこと。
門・車庫・土間・ブロック塀・フェンス・垣根や、庭に設置する池・花壇・砂利・飛石・門燈・灯篭など。
老朽化した危険な状態の建物の解体に対して自治体がその費用を助成する制度。
補助金申請前に、各自治体の事前調査の必要があります。
建物や土地などの売買物件に不具合が見つかった場合、売り主が買い主に対して負う損害賠償のこと。
建築用語の一種で、産業廃棄物や建設廃材の総称。
レンガやコンクリートブロックを砕いたものや、木の柱や杭の木切れなど色々なものを含む。
地盤と建物の間にある建物を支えるコンクリート部分のこと。
重機が入らない解体工事現場などで、大型トラックから小型トラックに材料や機材など荷物を小分けにして運ぶこと。
隣地との間に境界の目印として地面に埋め込まれて設置されている標識(しるし)のこと。
車道と歩道の高低差がある場合、車両の出入りをスムーズにするために、歩道部分を切り低く下げること。
公共の場である歩道や車道に変更を加える場合、通常は行政からの許可を得て工事を行います。
山や丘などの傾斜のある土地を宅地や道路を造成する時、地面を削りとって低く、平らにすること。
土を盛って地盤面を高くすることは盛土です。
土や岩石などを掘り取って穴をあけること。
建築工事を行う上で欠かせない工事。
建築物を構造的に支える骨組み部分のこと。
木造の場合は、柱や梁などの木材、鉄骨造やRC造の場合は鉄骨、型枠、鉄筋、コンクリートなどで作られている部分の解体を躯体解体と言います。
ロープを介して荷物をもちあげるために使う滑車のこと。
人力では持ち上げることができない、大きな荷物をクレーンで吊り上げて搬入します。
排出事業者が産業廃棄物の処理を業者に委託する際に交わす文書のこと。
解体工事では産業廃棄物が排出されるため、処理業者と建設産業廃棄物処理委託契約書を締結して、工事を適正に行う必要があります。
排出業者から委託を受けて産業廃棄物を収集・運搬する際に必要な許可のこと。
コンクリートを型に入れて作ったもので、ブロックのこと。
種類も様々で、圧縮強度が小さく軽い物を軽量ブロック、、圧縮強度が大きく重い物を重量ブロックと呼んでいます。
生活排水を浄化処理するための設備のこと。
下水道などの汚水処理施設が未整備の地域では、生活排水を直接河川や海に流すことがないように、浄化槽の設置が必要です。
水道管を移設すること。
新しい設備機器(ユニットバスやトイレなど)の水・お湯・排水口の接続位置が変わる場合、配管の位置を移設する工事。
建物の骨組み(躯体)のこと。
解体では、主に 店舗や事務所の内装設備がない状態に内装解体することを、スケルトン解体と言います。
スレート瓦は、屋根材に使われている薄い板の総称。
セメントと繊維材料を高温高圧で成型し、塗料を塗った5㎜程度の厚さのたm、重量も軽いので加工や施工をしやすいのが特徴。
建物の高さを測るための基準面のこと。
地盤面とも言います。
建物が接する地面で家を建てる際に、高さ制限のある場合の基準となります。
地中梁とは基礎と基礎の間をつなぐ地中に設ける梁のこと。
これによって、強度が増し強靭な家の基礎を築きます。
既存建物の基礎部分やコンクリート片、屋根瓦などの建築資材(いわゆるガラ)、古い水道管、浄化槽、井戸など、地中に埋まっている廃棄物などのこと。
人の手のみで解体を行うこと。
商店街・繁華街など人通りがある場所や、交通量の多い場所や道が狭く重機が入らない場合、手壊し解体を行うことがあります。
梁や柱などの骨組みに鉄骨を用いた建物のこと。
構造欄にはSteel(スチール)の頭文字を取って「S造」と書かれることもあります。
解体工事を行う際に、敷地が狭く、道路でトラックへ荷物の積み込み作業を行う場合など、人や車両の通行を守るために、各都道府県の警察署長に対し、許可を申請して道路使用許可書を取ること。
屋内で床を貼らずに土足で歩けるところ。
三和土(たたき・漆喰を塗り固めた床)やコンクリート、タイルなどで仕上げたものや、土を固めたものがあります。
解体工事完了を証明する書類のこと。
法務局に建物滅失登記をする際に必要な書類です。
不動産の表示に関する登記の専門家のこと。
土地や建物の所在・形状・利用状況などを調査して、図面の作成や不動産の表示に関する登記申請手続などを行います。
フレコンバックのこと。
1トン入るので、トン袋と呼ばれています。
解体工事で出たガラやゴミなどの廃棄物を入れて処分場へ運ぶために使用します。
水を貯めるタンクのこと。
上水道用水のほか工業用水、防火用水などの用途は様々です。
水道水を貯蓄するタンクを「受水槽」と呼び、マンションなど集合住宅に設置されています。
原状回復工事のために内装部分の解体・撤去作業の工事のこと。
壁や天井など建物の構造部分を除いた内装のみを解体します。
現在ある建物を建てる前の家の基礎のこと。
解体工事を着工してから見つかることもあり、そのような場合は追加工事として扱われ、別途費用がかかります。
道路に直接面しておらず、細長い路地を通らないと、いけない奥まった敷地のこと。
四角い旗と棒状の通路のような形をした土地であることから旗竿地と呼ばれ都市部に多い形状の土地です。
建物を建てるためには、建築基準法で2m以上道路に接するような接道義務が定められ、基準を満たしていない土地は一部例外を覗いて再建築不可となります。
工事現場などで、コンクリートを削る・切る・穴をあけたりする工事のこと。
手作業が多く、はつり工事専門に行う会社もあります。
建物以外に必要な工事のこと。
解体工事では、樹木撤去、土間撤去、門扉撤去、庭石・敷石撤去、コンクリートブロック撤去、擁壁撤去、車庫撤去、階段撤去、残土撤去処分などがあります。
ショベルなどの重機の先端に取り付けるアタッチメントの一つ。
油圧式や空圧式などがありますが、先端に取り付けられた杭・ノミを連続して打撃し構造物を破壊します。
家の建て替えなどを行う場合に、ハウスメーカーや工務店などに一括発注せずに、 家を建てるのは「建設会社へ」、 家の解体は「解体業者へ」 と分けて発注すること。
工程のすりあわせなどの手間はかかりますが、コストダウンの可能性があります。
雑草の発生を防ぐシートのこと。
家の解体後、家を建てるまで時間が空いてしまう場合などは、防草シートを張ることで、家を建てる際に草刈りをする手間を省くことができます。
建設業界のマニフェストとは、排出事業者が産業廃棄物の処理を依頼する際、産業廃棄物の名称や運搬業者名、処分業者名などを記載した産業廃棄物管理表のこと。
管理票で記録することにより不法投棄を未然に防止します。
鉄筋コンクリート製の支柱を土中に埋め、支柱間にコンクリートの平板を落とし込んだ塀(鉄筋コンクリート組立塀)のこと。
頑丈な塀ですが、年月の経過したものは内部の鉄筋のサビによる劣化の可能性があります。
解体には、鉄筋やメッシュ補強があるため解体費用が高額になりやすい傾向にあります。
傾斜のある土地に土砂を盛り平坦な地表を作ること。
逆に地面を削り、平坦な地表を作ることを切土といいます。
法務局の登記簿上の建物が無くなったことを報告するための登記のこと。
建物を解体後1ヶ月以内に、滅失登記を行わなければなりません。 滅失登記の申請の際には「取毀し証明書」が必要です。
解体工事を行う前に、騒音やほこり、落下物を防ぐために、足場の外側に張るシートのこと。
崖などの高低差のある土地で崩壊を防ぐために、コンクリートブロックや石などで作られた壁のこと。
自然災害による住宅の被害程度等の内容を証明する書類。
自治体により異なりますが、罹災証明があると産業廃棄物処理の手数料の減免制度があります。
「建設工事に係る資材の再資源化に関する法律」によって設定された、廃棄物の適正処理を図る為の届出のこと。
既存の建物に大規模な工事を行い、機能や性能を向上させて価値を高めること。
それに対してリフォームは、老築化した部分を直し新築に近い状況に戻すこと。